東京の私立中高一貫生 学生生活編 ボリュームゾーンの中学受験終了

中学受験 偏差値50を半数の親子は超える事が出来ません。そんな世界の話を書いています

中学受験生を迎える当日の学生

娘は中学受験の受験当日のお手伝いをしています。成績優秀でもなければ優等生でもありませんが、母校愛だけはあふれているそうです。きっかけは部活から強制参加でしたが、その後は募集があれば立候補しているそうです。

2月1日の受験生の緊張具合を見ると「自分の事だったり、過去に受験して入学して来た子を思い出して毎回泣きそうになる」と言っています。

そして受験最終日の受験生も「毎回こっちが吐きそう」だと言っています。

 

2月1日。この学校に入りたいと思い受験する子の醸し出す雰囲気。学校にも何回か来たことのある様子で、この学校の制服を着ている先輩をじっと憧れの目で見つめてくることが多いそうです。

2月〇日午後。初めてこの学校に来る子も混ざっている様子。辺りをキョロキョロして落ち着かない。この学校が最後の受験になる子、この学校に何回か落ちたけれど諦めずにやってくる子、娘が見てもわかるそうです。

最後の受験は合格人数も少ない。今まで何個か不合格を体験した子の壮絶な雰囲気。先輩たちに目を配ることもあまりなく、じっと机を見つめている事が多く、途中で泣き出す子や、問題を解かなくなる子もいるそうです。

自分の学校が好きだから、受験生に頑張って入学して欲しくてお手伝いに行っている娘。すごく素敵な学校だよ、だから頑張って。そう思いながら受験生を眺めているそうです。

娘にそう聞いて「自分の学校の事をそんな風に思えるなんて幸せだね」と親でもびっくりしましたが、受験会場にいる先輩方はお友達と遊ぶより、自分の時間を使うより、そこで後輩を応援する事を選んでいるのです。

 

もし、お子さんが受験会場で困ったら、近くの先輩に話しかけてみるように伝えてください。そこにいる先輩たちは応援したくてそこにいるのです。話しかけられなくても、そこにいる先輩方は受験生を応援してそこにいるはずです。そして保護者の方は安心してお子さんの背中を見送ってください。校内では、先生も先輩方も、受験生を温かく応援しているはずですから。

 

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