東京の私立中高一貫生 学生生活編 ボリュームゾーンの中学受験終了

中学受験 偏差値50を半数の親子は超える事が出来ません。そんな世界の話を書いています

ワンオペ受験の憂鬱

昨日は腹痛を起こした息子くんですが今日は全く持って元気に学校に行き、元気に帰宅しました。

一年振りに学校の授業でプールがあったので、疲れて若干ぐったりしていましたが総じて楽しかったようです。お腹は一回も下りませんでした。

息子くんがストレスからお腹を下しているという話をパパに話せばきっと、様子や理由も聞かずに今すぐ中学受験辞めろとかだから中学受験は無駄だって言ったのになど、否定的な言葉しかもらえないだろうと予測して相談しませんでした。

 

息子の様子が最優先、息子の気持ちを鑑みて相談に乗ってくれるならまだ話しをしてみたいと思うのですが、おそらく相談した事自体を後悔するような返事しか返ってこないので、困っても相談する事は出来ません。息子とサピックス継続について、中学受験自体の進退についての話をしている後ろでネットフリックスでお笑い番組を見ているパパ、その様子に恥ずかしさすら覚えてしまいました。せめて読書でもしていて欲しいです。

 

ワンオペ受験をしている世の母親は、すくなからず子供にパパみたいになって欲しくないと思っていると思います。少なくとも、私はそう思っています。いくら外で頑張っていても、尊敬や感謝の気持ちがあっても、子育ての一大イベントの中学受験というわかりやすい山を登るのに、夫婦で寄り添う姿勢を示して欲しかったです。そして息子くんには夫婦で寄り添う関係を持てる大人になって欲しいと思っています。と言っても、婚前に中学受験に対する考え方を夫婦で話し合った訳でもなければ経済的にはちゃんと援助をしてくれています、なのでこれ以上パパにも負担をかけたくないという考えもあり、ますますワンオぺ状態が深まって行くようです。ちなみに姉の受験の時は経済援助もありませんでした、なのでパパも大分進化しています、それだけで感謝であり、勝手にはじめた中学受験の相談ができないと愚痴を言うのもお門違いかなと自問するとまた憂鬱になってしまうのでした。

 

息子くんの腹痛の原因は試験で失敗するのが怖いことのようです、今回のAクラス落ちが効いているのかはたまた30分前テストで自分の現実を見せつけられることがイヤなのか、得意だった算数でどんどん自信を無くしているのか、その全て、もしくはどれかの合わせ技が息子くんを苦しめているようです。

勉強自体がイヤになった訳ではないようでひとまず安心ですが、逆に勉強してよい点数を取る事でしか乗り切れない課題なので、しばらく塾を休むとか転塾して終わり!でない分だけ対処方法が難しいです。負けず嫌いだから負けたくない、勝負したくない、でも戦わないと次の戦いが怖いまま

正論詰めがよくないなら、負ける事もあるがそういうものだ、と割り切らせる事が出来ればよいのでしょうか。

息子くんの特徴を理解して、将来につなげられるアドバイスを的確に送りたい。なかなか難しいです。

 

そんな内面の対応についても試行錯誤しながら今日もやっていきたいと思います。

 

雨の音がはずむ季節になりましたね、もうすぐ暑い夏ですね。