東京の私立中高一貫生 学生生活編 ボリュームゾーンの中学受験終了

中学受験 偏差値50を半数の親子は超える事が出来ません。そんな世界の話を書いています

二月の勝者の伴走完了 希望の番外編を望む2月の敗者のわたし

 

 

二月の勝者が主人公なら、もう中学受験を思い出したくない私は二月の敗者なんだ。

主人公たちの成長を喜ぶ最終シーンでしょうが、なんとなく自分事として読んでしまい、感情移入というより諸々考えさせられた「2月の勝者」。今回も泣きましたよ、ええ。

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二月の勝者が最終巻までたどり着いて、なんとなくようやく全ての中学受験が終了したと感じています。

娘の中学受験前から掲載が始まり、連載中に娘は高校2年生、今度は大学受験です。

息子のつらい受験の間に、今川さん達成績が伸びなかった受験組の話があり誰もが幸せな受験で終える事ができないというリアルな描写に読んでいるのが辛い時期もありました。

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我が家の話ではありますが、子供を私立中学に通わせてみて、夫は「私立でよかった」と心底思っているようです。なのでもしもう1人子供がいれば、夫も受験に協力してくれたでしょうし、子供達の結果は変わったかもしれません。それも、今となってはどうしようもない事ですし、ワンオペとどう戦うかを含めて我が家の受験でした。

 

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娘の周りで「中学受験を途中で辞めた子」は、実はあまり高校受験で芳しい成績を残せませんでした。不登校になった子もいました。

息子の周りでサピックスから「難関私学附属」に入学したのに学校が合わなくて今「転校・高校受験」を考えている子もいます。

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その辺りは、私も耳にすることはあってもここでは詳しく書けませんし、本人も諸々と事情があるので発信する事は難しいと思います。重たいテーマですが、この作品同様どこかのタイミングで誰かが作品にしてくれればな、と思っています。

そういう意味ではかなり重たくナイーブなテーマになる中学受験を「2月の勝者」を漫画という形で発表してくれて感謝です。

いつか機会があれば、子供達にも読んで欲しいと思います。

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そしてこうやって自分の子供の受験が終わり数年たち、二月の勝者を改めて読むと中学受験時の子供のポテンシャルの大事さに気が付きます。そのあたり、中学受験でまったくぱっとしなかったのに、どこかで大きく花開く、そんな話を番外編で書いてくれればまた違う希望が持てるのにな、なんて思いました。

2月の勝者、ありがとうございました。